ごみ拾いには傾斜のあるスコップが便利
ごみ拾いをしたいと思っても、拾うたびにしゃがむのは面倒という方もいるでしょう。また拾うごみの数が多くて毎回しゃがむことになると、腰に負担がかかって腰痛の原因になるかもしれません。
きれいにするためのごみ拾いは大切ですが、身体への負担が最小限に抑えられるように工夫することも忘れてはいけません。
ではごみ拾いにおける負担を減らすためには、どのような工夫が必要になるでしょうか。負担を減らすために必要となるのが、拾う際にしゃがんで自分の手で拾うのではなく、必要に応じて道具を使用することです。
道具を使って立ったままごみが集められるようになれば、腰への負担も最小限に抑えられます。
実際に道具を使ったごみ拾いを考えるときのポイントとなるのが、どのような道具を使うかという点です。ごみ拾いの道具として多くの方がイメージするものの1つが、トングです。
トングは直接ごみに触れなくてもごみ拾いができますが、少しかがまなければ地面に落ちているものは拾えません。
しゃがむよりは負担が減るものの、かがむ必要があることでトングの利用は腰に負担がかかる可能性もあるので注意が必要です。
またほうきとちりとりを使ってごみ拾いをしたいと考える方もいます。この場合に注意が必要となるのが、ごみの種類によってはほうきだと集められないということです。さらに分別してごみを集めたい場合、ほうきとちりとりだと不便というケースも見られます。
かがまずにごみを集めやすく、少し重みのあるものでもごみ拾いがしやすい道具の選択肢として傾斜のあるスコップがあげられます。
傾斜のあるスコップは、力を無理に入れなくてもごみが集めやすくなっています。体への負担を減らすために、比較的軽いスコップを使うのもポイントの1つです。
ただし負担が減らせるといっても、長時間作業すると腰だけではなく、スコップを持っていた腕に負担がかかることもあります。ごみ拾いも大切ですが、身体への負担を考えて無理のない範囲で行うことを忘れないようにしましょう。